『他なる映画と』における中心的なトピックは、被写体という「からだ」をどう見るか、聞くかということだ。この点において、共に勉強会をしていた砂連尾理さんと平倉圭さんの指摘から受け取ったものの大きさは計り知れない。類まれなる分析能力で、認識から逃げ去るような映画の「細部」「構造」「リズム」を発見し続けるお二人との「勉強会」をここに公開。楽しみだー! 濱口竜介(映画監督)